4増子 麻理 さん 2021年入社 製造部
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幼少期の頃からドライバーを触ったりネジを締めたりするのが好きだったので、工場の設備点検や修理関係の仕事に携わっていました。前職ではオーディオ修理の仕事で主任として働いていたのですが、役職がステップアップするほどマネジメント側に周り自分が手を動かして作業する時間が少なくなってしまいました。私はマネジメントよりも技術を磨く方が好きだったので、技術者としてもキャリアアップできる会社に行きたいと思い田中医科器械製作所に惹かれました。当社では、技術力を上げていくと「スペシャリスト」という役職を会社からいただき、給与アップに繋がります。マネジメント職だけでなく、技術職としても自身のキャリアを開拓できるところが田中医科器械製作所の魅力だと思います。
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現在は、修理品の対応、規格品の製造、外注対応などに携わっています。それぞれ納期が違ってくるので、遅れないように同時進行で進めていきます。一番時間を割くのは規格品の製造ですね。担当者から在庫がなくなりそうな規格品の製造を依頼されたら、在庫が切れないような納期まで製造していきます。納期までに完成品の数が達成できるかが会社の売上に大きく影響するので大事な業務です。今はとにかく、自分の技術を磨いていき、迅速に丁寧に理想通りの形に設計していくことを目指しています。入社してまだ1年半で、技術者としてまだまだ未熟なので、今は時間がかかっても綺麗なものを作るというところを一番優先にして製造しています。
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熟練された職人さんと肩を並べて仕事をするので、同じように作業ができるようになるまでどうしても時間がかかります。入社当初から自分ができるようになるかも不安でしたし、今でも大変です。特に、真っ直ぐに削るなどのシンプルな作業部分が難しく、何回か手直しである程度まっすぐにできるようになったものの、まだまだ思うようにいかないことが多いですね。私はまだ未熟な部分が多いので、先輩たちに教えてもらいながら試行錯誤しているのですが、先輩たちはなぜこんなにできるのだろうとか、何を考えてどのように手を動かしてるのだろうとかを考えながら、自分の理想の形を作れるように日々挑戦することがすごくやりがいを感じます。
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これは私の前職が会社で生かせるところだと思うのですが、修理品をただ修理するだけではなく、もっとよく使っていただけるようにお客様に提案していきたいと思っています。例えば「修理して欲しい」と言われたとき、ある程度修理はできるのですが、故障の原因を考えてから、再度壊れないように調整したり、いっそ改造した方がいいなどの提案をしていきたいです。
今後のキャリアとしては、元々は技術職のスペシャリストを目指して入社したのですが、今はマネージャー職に興味があります。田中医科器械製作所は、職人さんたちの技術も素晴らしいし、皆さん温かい人柄なので、そんな人たちがうまく仕事を回していけるようなポジションで働き、会社に貢献していきたいです。
