企業情報

社長挨拶

　はじめまして、株式会社田中医科器械製作所の中島です。2021年9月、新たに代表取締役に就任いたしました。
　2016年1月、創業から100年を迎えることができました。 これも一重にご支援・ご協力いただきましたすべての方々のお陰であると社員一同感謝申し上げます。これまでの伝統と実績を大切にしつつも、今まで以上に社会に貢献できるよう、革新と挑戦を次の100年のテーマとして取り組んでいく所存です。

◆顧客と、その先の笑顔のために。
　これまでの100年も、お医者様をはじめ、様々なお取引様から寄せられるご要望にお応えしてきた自負があります。まだ世の中にないニーズには、創業者である田中栄之助（E.TANAKA）をルーツとした職人技術をもとに、オーダーメイドで解決してきました。その結果、新規開発は年間800種類以上にもおよび、現在では扱う器械はおよそ2万種類となりました。「不可能を可能にする」を信念に、これからも、当社の技術を頼っていただけるあらゆる期待にお応えし続ける所存です。
　顧客の要望に100％お応えすることは、ひいては、患者様とそのご家族の不安を解消し、安心と希望をもたらすことに繋がると信じています。職人技術を用いた優れた商品開発はもちろんのこと、医療機器としての品質と安全性を確保するためのISO13485に則った管理体制の強化も積極的に行っております。また、一般社団法人 日本医療機器産業連合会の定める「医療機器業界における医療機関等との透明性ガイドライン」を遵守した上で事業を展開し続けます。

◆笑顔を届けるために、仲間と。
　日本の手術器械メーカーとして100年の実績を積み上げてくることができたのは、サプライヤーの皆様のお力添えがあってこそです。どんなに技術力があっても、それだけでは、顧客とその先の笑顔を生み出すことはできません。この場をお借りして感謝を述べるとともに、今まで以上に、ともに社会の発展に貢献していきたいと考えていますので、引き続きよろしくお願いいたします。
　そして、最後にもうひとつ。社員の努力にも心から感謝しています。本来、このような場での代表挨拶は、顧客に向けたメッセージのみとなるのが一般的かもしれませんが、あえて、社員への感謝も述べさせていただきます。心からありがとうございます。

　テクノロジーの進化により、社会が変化するスピードは、想像以上に早くなりました。それに伴い、社会の期待も多様化・多角化が進んでいます。当社では積み上げてきた技術をもとに、社員一同、新たな挑戦を続けてまいります。

今後とも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2021年11月吉日

株式会社　田中医科器械製作所
代表取締役　中島秀高